7月7日、ツール・ド・フランス第2ステージは27.6kmで争われるチームタイムトライアル。レースはブリュッセル王宮をスタートし、市街地を駆け抜けるフラットな高速コース。
トップはドイツTTチャンピオンのトニー・マルティンらを擁し万全の準備でこの日に挑んだユンボ・ヴィズマ。2位のチームイネオスに20秒もの大差をつけ、28分57秒でゴール。平均速度は驚異の57.202km/hを記録した。
アルケア・サムシックはワレン・バルギルの個人総合成績の為にも早いタイムが欲しいところであったが、トップと1分51秒差の21位で終えている。
長い開発期間を経て遂に登場した新型エアロライト・ディスク。ステム周りはまだFSAと開発途中のプロトタイプ
バイクは最先端なパーツで固められているが、汗を防ぐタオルがホイールにチョン乗せなのは今も昔も同じ
レースに向けて集中力を高めながらウォーミングアップ中のエリー・ジェスベール。ヘッドフォンが日本製のソニーなのがちょっと嬉しい
トップチームは全員TTバイクでアップを行う中、ジェスベール以外はロードバイク。この辺りの取り組み方の違いもタイムに現れたか
レース前に摂取するエナジードリンクやサプリメントは、選手の名前が貼られたコップで分かりやすくそれぞれ準備され良いアイデアですね
エアロダイナミクスの重要性が高まっている中でのノーマルヘルメット装着や、ディスクホイールのバルブ口テープが付いていないのが気になる
この謎のお面軍団は何なに?流行ってるの??辻啓さんなら知ってるかな…
強烈に発達したグライペルのふくらはぎ。元シマノレーシングの村岡勉さんのコブラ脚を思い出した方は私と同年代(笑)
トレーニングで細く絞り込まれた長い脚だと、流行りのロングエアロソックスも似合いますね。羨ましい限りです
第106回ツール・ド・フランスの公式情報はこちらから↓
https://www.letour.fr/en/j-sports-landing-page
Text:Makoto Nakata
Photo:Team Arkea Samsic
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